プロポリスの栄養効果

ここではプロポリスの栄養効果について述べています。

プロポリスの栄養効果

プロポリスとは、ミツバチによって樹木や植物の新芽から採取され、巣箱の内側に塗り固められる粘着性と芳香性のあるかたまり状の固形物であるとされています。

ミツバチが様々な樹木や植物の新芽の分泌液から集めてきた植物成分を、ミツロウや唾液などの自らの分泌物と混合して、巣箱の内側に塗りつけるのは、害虫や病原菌を防いで外敵から巣を守ったり、巣の環境を一定に保ったりするためです。

つまり、プロポリスには害虫や病原菌から巣を守るための強い抗菌作用があるのであり、このことから、プロポリスは天然の抗生物質とも言われています。

 

そして、この天然の抗生物質ともいわれるプロポリスには、はちみつローヤルゼリーと同様、様々な栄養素や成分が含まれていることが知られています。

プロポリスは主に樹脂(50~55%)や蜜ろう(30%)、精油(8~10%)、花粉(5%)などで構成されていますが、残りの約5%に、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなどに加え、フラボノイド類、テルペン類、酸類、エステル類、アルコール類、アルデヒド類、フェノール類、酵素、多糖類など300種類以上の生理学的活性がある成分が含まれているとされています。

プロポリスには様々な栄養が含まれています。
プロポリスには様々な栄養が含まれています。

これらの栄養群は、原産地によって異なりますが、プロポリスには様々な栄養素や有効成分が含まれているのです。

特に、アルテピリンCやフラボノイドなどは、プロポリスを特徴づける栄養成分として注目されています。

 

また、プロポリスには強い抗菌効果があるため、喉の殺菌や虫歯予防のために利用することもできます。